肩こりでお悩みの方へ
-Trouble of Stiff Shoulder-

 

肩こりで悩んでいる人は、本当に多い。

僕が気になるのは、悩んでいても根本的に改善できている人がほとんどいないということ。

 

こんにちわ、熊本市帯山のリハビリ整体・メディカルアロマ mano(マノ)の上原一輝です。

 

なぜ、こんなにも肩こりに悩む人が多いのか?

なぜ、こんなにも根本的な改善をできている人が少ないのか?

 

ここでは、理学療法士としての知見から、

  1. 肩こりの原因①:肩の筋肉と骨のバランス
  2. 肩こりの原因②:内臓と骨盤と肩の関係
  3. なぜ根本的な解決が難しいのか

についてご説明いたします。

ツラい肩こりで長年お悩みの方、読んで損はないと思います。

非常にボリュームのある内容です。

 

 

【原因①】肩こりは、筋肉・骨のバランスの崩れから

肩こりは、どのような原因から発症してしまうのでしょうか。

理由のひとつとして「肩にある筋肉・骨のバランスが崩れること」が挙げられます。

 

筋肉と骨のバランスが崩れるとはどうゆうことなのか、テンセグリティ構造を使って説明しましょう。

 

テンセグリティ構造とは

テンセグリティ構造とは、以下の写真のような構造を指します。

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出典:NIKKEI 住宅サーチ : http://sumai.nikkei.co.jp/

 

骨と筋肉の関係も、テンセグリティ構造のようになっていると言われています。

お互いがお互いを支え合っているのです。

棒が一本抜けてしまうと、たちまちバランスを崩し、バラバラになってしまいます。

 

人のカラダでも同じことが言えます。

例えば、パソコンで肩を酷使したり、猫背のような体勢を長年続けたりすることで、肩の筋肉が歪んでしまいます。

肩の筋肉が歪むと、肩のバランスが崩れてしまいます。

人のカラダはテンセグリティ構造になっており、一箇所がおかしくなると他の部分に影響がでてしまうからです。

結果として肩こりになってしまうのです

 

 

肩にある筋肉のバランスの崩れが、肩こりの原因の1つであることは分かりました。

 

しかし、そもそもなぜ、筋肉のバランスが崩れてしまうのでしょうか。

その原因は「内臓」と「骨盤」にあります。

一見関係がなさそうなですが、実は肩と強く関わっているのです。

 

まずは内臓と肩こりの関係についてみていきましょう。

 

内臓と肩こりの関係性

肩の筋肉と関連の強い内臓には、以下の臓器があります。

 

  1. 肝臓・胆のう
  2. 心臓

 

これは、関連筋という考え方に基いており、人のカラダは原則的に内臓の不調に合わせて弱くなる筋肉が存在します。

 

では、それぞれの臓器には、どのような関連筋があるか見ていきましょう。

 

「胃」と肩こり

はストレスの影響を受けやすいのが特徴。

例えば、大きな精神的ショックや、それに伴う暴飲暴食などで胃に影響が出ます。

 

胃が影響を受けると、肩にある肩甲挙筋(けんこうきょきん)や鎖骨下筋(さこつかきん)、上腕二頭筋といった肩甲骨についている筋肉のバランスが崩れます。

結果、肩甲骨の動きが悪くなり肩こりになってしまう、というメカニズムです。

 

「肝臓・胆のう」と肩こり

肝臓や胆のうは食生活が乱れると影響が出てきます。

アルコールはもちろん、炭水化物や糖質、油物の取りすぎ、質の悪い油には要注意です。

外食続き、菓子パンやカップラーメンなどによっても機能が低下してしまいます。

 

肝臓が影響を受けると、菱形筋(りょうけいきん)や上後鋸筋(じょうこうきょきん)と呼ばれる筋肉に、胆のうが影響を受けると三角筋(さんかくきん)といった肩周りの筋肉が弱ってしまいます。

結果、肩甲骨周りの筋肉のバランスが崩れ、肩こりにつながってしまいます。

 

「心臓」と肩こり

一番意外と思われるのが、心臓と肩こりの関係です。

 

心臓は、睡眠不足や食事の影響を強く受けやすいのが特徴。

特に高カロリー食には注意が必要です。

例えるなら「夜中にピザ」を食べる行為は、心臓にとってかなり大きな影響を及ぼすことになりかねません。

 

心臓の関連筋は肩甲下筋(けんこうかきん)という肩甲骨についている筋肉です。

寝不足や高カロリー食によって、肩に影響が出てしまいます。

 

 

さらに、心臓はみなさんご存知の通り、血液を全身へ循環させるためのポンプのような役割を果たします。

「血の巡りが悪くなると、肩こりになる」と聞いたことがある人もいらっしゃると思いますが、まさにその通りです。

 

心臓の機能が低下すると、ポンプの役割がうまく果たせず、血の巡りが悪くなります。

結果、肩周りの筋肉が硬直し、肩こりになってしまうのです。

 

 

 

 

ここまでで、内臓と肩こりの関係が理解いただけたかと思います。

では、肩と骨盤とはどのような関係があるのでしょうか。

 

骨盤と肩こりの関係性

内臓だけではなく、骨盤も肩こりと強く関係しています。

骨盤が乱れると、肩こりになってしまうのです。

 

骨盤の乱れが肩こりになる理由

骨盤には、内臓全体を下から支えるという機能があります。

その骨盤が歪んでしまうと、内臓が下に垂れてしまいます。

 

内臓が垂れてしまうと、その臓器自体の機能も低下してしまい、先ほど「内臓と肩こりの関係性」で説明したように、肩こりになってしまうのです。

 

骨盤の歪みは「姿勢」から

骨盤の歪みは「姿勢」が原因で起こります。

特に肩こりになりやすいものは「肘をつく癖」や「猫背」です。

 

肘をつくことで、肘周りの筋肉のバランスが崩れ、肩甲骨についている筋肉が硬くなり肩こりになります。

猫背になると、胸の筋肉や肘を曲げる筋肉ばかり使う癖が付き、肩甲骨周りの筋肉のバランスが崩れます。

 

 

筋肉と骨のバランスが崩れることや、内臓・骨盤が影響して肩こりになることが分かりました。

 

しかし、根本的な解決が難しい理由の説明はできていません。

逆に「原因が分かるのなら、根本的な解決もカンタンではないのか?」と思われることでしょう。

 

なぜ、こんなにも肩こりに悩む人が多いのか。

なぜ、こんなにも根本的な解決ができていない人が多いのか。

 

1つは、肩の骨のつくりに求めることが出来ます。

 

 

肩のバランスは他の部位と比べても特に崩れやすい

肩こりが多い理由は、他の部位に比べてバランスが崩れやすいという点にあります。

肩甲骨(けんこうこつ)と鎖骨(さこつ)の関係が、この点に強く影響しています。

肩甲骨の場所
肩甲骨の場所

 

まず、肩の骨がどのような作りになっているか見てみましょう。

肩の骨のつくり

肩の骨の特徴として、鎖骨肩甲骨の繋がっている部分が、他の関節と比べると少ないという点があります。

ほとんど宙に浮いているような状態になっているということです。

 

逆に言えば、筋肉で肩の骨を支えているということ。

つまり、肩は筋肉の影響を非常に受けやすい箇所なのです。

 

 

肩甲骨には非常に多くの筋肉が付いている

原因の究明を難しくしている理由として、肩甲骨には非常に多くの筋肉が付いています。

肩に着く筋肉

上の画像は肩甲骨に着く筋肉群です。

烏口鎖骨靭帯を介した鎖骨下筋、上司屈筋群、小胸筋、肩甲挙筋、菱形筋、大円筋…

これはほんの一部で、まだまだ沢山あります。

 

筋肉からのアプローチで、肩こりの原因を究明するには、この筋肉の中で弱っている部分を見つけ、そこに的確に対処していく必要があります。

カラダのことを理解している人でなければ、どの筋肉が弱っているのか自分で判別することはほぼ不可能です。

しかも、肩の筋肉群はテンセグリティ構造(お互いがお互いを支え合う構造)になっているので、余計に複雑です。

 

 

筋肉という切り口から見た場合でも、原因究明がどれだけ難しいかが理解いただけるかと思います。

 

 

内臓が原因の場合は根本解決にはならない

筋肉をケアすると、肩こりは改善する可能性があります。

 

しかし、その筋肉の乱れが内臓から来たものだったら…

ここまで読んで頂けた方なら分かると思いますが、再び筋肉の状態が悪化してしまいます。

根本的な改善には結びつかないのです。

 

弱っている筋肉はどこか?

その筋肉は、どの内臓の関連筋なのか?

内臓の機能を低下させている要因は何か?

 

カラダのみならず、生活リズムや食生活などから総合的に判断し、原因を究明しなければなりません。

 

肩こりの原因には、例えば以下のようなものがあります。

  • 単に肩の筋肉がこっている
  • 肩の筋肉は、内臓の機能低下によって生じている
  • 内臓の機能低下は食生活の乱れや睡眠不足から来ている
  • それらが複合的に絡み合っている などなど

人によって原因が異なりますし、原因が違えば対処法も異なります。

つまり、誰にでも効果のある肩こり解消法というのは存在しないのです。

「この体操をすれば肩こりが改善する!」という表現をされているところもありますが、それはあくまで一例。

その場しのぎはできても、根本解決は困難です。

 

人それぞれの肩こりを、本当の意味で根本的に解決するためには、原因を究明しなければなりません。

 

 

まとめ

 

  • 人間のカラダはテンセグリティ構造(互いが互いに支え合う構造)になっている
  • 肩の関節は少ししか繋がっておらず、筋肉の影響を受けやすい
  • 肩甲骨には非常に多くの筋肉が着いている
  • 内臓にはそれぞれ関連筋というものがある
  • 内臓の機能が低下すると、関連筋も弱まる
  • 骨盤の乱れも肩こりの原因になる
  • 肩こりの原因は人によって千差万別
  • 根本的な解決を目指すには、原因究明が必要

 

mano(マノ)のリハビリ整体では肩こり改善の施術のみならず、生活指導や食事指導も実施しています。触診やヒアリングにより、もちろん原因を究明致します。

 

長年肩こりに悩まされているのであれば、mano(マノ)に足を運んでみてください。

その場限りの症状の緩和ではなく、根本的な改善のお手伝いを致します。


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